23年度実施設計へ
広尾町は、防災公園整備の構想案をまとめた。園内に遊具を合計30基配置し、メイン駐車場は106台分整備する。交流施設の面積は384m²を想定。2023年2月に構想を確定し、23年度に実施設計を進める。24年度の着工を目指す。
メインの駐車場は敷地の北側に小型98台、大型車6台、身障者用2台分を整備する。敷地面積は4955m²となる見込み。南側に面積300m²の防災倉庫を建設する。
公園中央に交流施設を建設する。その南側1140m²を防災広場と位置付け、防災あずまや1基、かまどベンチ3基を設置する。
交流施設西側の4820m²は遊具広場とし、9種類の遊具を置く。メイン通路を挟んで南東側の405m²には6種類の健康遊具を配置する計画だ。
公園南側には、340m²のドッグランを整備し、高さ1・5mのフェンスで囲う。周辺には背付けベンチ3基や立水栓1基を置く。西側には駐車場(19台)を整備する。
照明灯はソーラー照明と公園灯を2基ずつ配置。時計塔は遊具広場の南側に面したメイン通路に1基配置する。
整備予定地は、旧国鉄広尾線広尾駅に隣接する土地と寄付を受けた町有地で構成。敷地面積は3万6500m²で、接道道路と比較して地盤が30―50cm程度低い。南側には町鉄道記念公園がある。
23年度に実施設計を進める予定だが、入札方式などは検討中。基本設計はドーコンが担当した。
町は17日まで町民意見を募集している。提出、問い合わせは町役場企画課企画防災係、電話01558(2)0184まで。