花園、港跨線橋の長寿命化に5億円 苫小牧市が23年度施工

2022年11月04日 16時49分

伸縮継ぎ手補修など計画

 苫小牧市は橋梁長寿命化対策で、2023年度は花園跨線橋と港跨線橋の整備を計画している。いずれも伸縮継ぎ手の補修などを施す。工事費には合わせて約5億円を見積もっている。

 大成大通に架かる花園跨線橋はJR室蘭本線をまたぎ、橋長186.2m、幅員24mの片側3車線。1974年に架設した。上部はI桁ポステン中空床版、下部は逆T式橋台で構成する。

 18年度から長寿命化対策に取り組んでいる。23年度は塗装の塗り替えや地覆高欄補修、伸縮継ぎ手補修などを計画。全体の完了は25年度を予定している。線路をまたぐ箇所の工事はJR北海道が担う。

 同じくJR室蘭本線上にある臨港1号線の港跨線橋は橋長80m、幅員12.5mの片側2車線。上部はPCプレテンT桁、下部はT型橋脚で、04年に架設した。今回の工事では特に損傷が激しい上り線側を対象に、伸縮継ぎ手の補修や橋面舗装などを実施。単年度での施工を計画している。


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