経営体朱文別地区の23年度以降残事業費は6.3億円

2022年12月12日 16時45分

区画整理24ha 用排水路整備進め生産性向上

 留萌振興局農村振興課は、増毛町で事業展開している経営体朱文別地区について、2023年度以降の残事業費に6億3462万円を試算している。区画整理で農地の大区画化を図るとともに用排水路の整備なども進めて生産性向上につなげる。

 同地区は、増毛町の東側に位置し、朱文別川沿いに広がる。受益面積85haで米やソバの営農を展開している。

 ほ場が小区画で排水性が悪く、用水路が土水路のため漏水による水不足などが生じ、収量低下を招いている。

 課題解決に向け、15―24年度までを期間に事業化した。全体では区画整理79haと用水路8.2km、排水路4.1kmを計画。総事業費は22億8700万円をみている。

 22年度は区画整理として整地と暗渠各7ha、客土8ha、用水路0.7km、排水路0.4kmに取り組んでいる。同年度末で区画整理55ha、用水路6.2km、排水路3.3kmが整備済みとなる見込みだ。

 23年度以降の残事業量は、区画整理として進める整地と暗渠、客土がいずれも24ha。用水路は2kmを残し、150―250㍉のVU管、V34型トラフを設置する。排水路は0.8kmあり、U300型、V30・40型トラフを布設する計画だ。


関連キーワード: 留萌 農業

ヘッドライン

ヘッドライン一覧 全て読むRSS

e-kensinプラス入会のご案内
  • 川崎建設
  • 日本仮設
  • オノデラ

お知らせ

閲覧数ランキング(直近1ヶ月)

おとなの養生訓 第245回 「乳糖不耐症」 原因を...
2023年01月11日 (1,389)
函館―青森間、車で2時間半 津軽海峡トンネル構想
2021年01月13日 (1,280)
おとなの養生訓 第43回「食事と入浴」 「風呂」が...
2014年04月11日 (1,255)
アルファコート、北見駅前にホテル新築 「JRイン」...
2024年04月16日 (1,099)
藻岩高敷地に新設校 27年春開校へ
2022年02月21日 (918)

連載・特集

英語ページスタート

construct-hokkaido

連載 おとなの養生訓

おとなの養生訓
第258回「体温上昇と発熱」。病気による発熱と熱中症のうつ熱の見分けは困難。医師の判断を仰ぎましょう。

連載 本間純子
いつもの暮らし便

本間純子 いつもの暮らし便
第34回「1日2470個のご飯粒」。食品ロスについて考えてみましょう。

連載 行政書士
池田玲菜の見た世界

行政書士池田玲菜の見た世界
第32回「読解力と認知特性」。特性に合った方法で伝えれば、コミュニケーション環境が飛躍的に向上するかもしれません。