給水施設耐震化2.2kmなど
石狩市は水道施設更新の2023年度工事費に約4億円をみている。管路更新や重要給水施設耐震化、厚田浄水場電気・機械設備更新に取り組む。事業最終年度となる重要給水施設耐震化は、2200mに1億5000万円を見込んでいる。厚田浄水場電気・機械設備更新には約1億7000万円を配分。夏ごろに一般競争公告する考えだ。
花川北地区の管路更新は老朽化改善と耐震化を図っている。23年度は8000万円から1億円を確保し、75―100㍉の配水用ポリエチレン管を1300―1500m布設替えする計画だが、札幌建管の花川通延伸に合わせて水道管を布設する可能性が出てきた。
詳細は検討中だが、水道管布設に重点を置いた場合、23年度の管路更新計画を見直す必要がある。延長350m、工事費2500万円と想定し、5月の一般競争公告を見込む。
花川北地区の管路更新ではこのほか、約900万円を充てて24年度以降の工事に備えた設計を進める。
重要給水施設耐震化は、口径75―150㍉の配水用ポリエチレン管を用いる。1000m程度ずつ2件に分割し、6―8月に一般競争公告する考えだ。
厚田区別狩770の1の厚田浄水場更新は23―24年度で施工。計装盤や電動弁、薬液注入ポンプなどの更新で、一括して発注する。工事費は23年度に1億7000万円、24年度に1億6000万円を試算した。