24年度施工 総工費3億円
中標津町は町立中標津病院のキュービクルを更新する。屋外に上屋を設け、設備を新設。2024年度に施工する計画で、23年度は設計を進める。総工費は約3億円をみている。
西10条南9丁目1の1にある同病院(RC造、地下1地上5階塔屋1階、延べ1万6887m²)は地域の医療拠点として1999年に開院した。町内外から患者が訪れ、一般病床173床を備える。
1階ボイラ室にあるキュービクルは受変電設備として開院時から使用。耐用年数が経過しているため、保守点検の結果を踏まえ更新を決めた。
通常診療を並行する必要があることから、既存の設備を稼働させながら工事を進める。病院の東側に平屋、延べ100―120m²の規模で増築し、設備を新設する。
設計は900万―1000万円をみていて、23年度内に終える。世界的な半導体不足の影響から不透明だが、単年度での施工を予定する。
23年度は設計のほか、1000万円を充て災害時の非常用電源設備であるガスタービン制御盤と、3000万円でセンサーが老朽化している昇降機を取り換える。いずれも随意契約し、月内に着工する。