安平町が遠浅酪農2号線3.6kmの改良計画 25年度に着工

2023年05月11日 16時37分

 安平町は、遠浅酪農2号線改良舗装の2025年度着工を計画している。複数年かけて延長3620mを整備する予定。23年度は実施設計と用地確定測量をする方針で、発注方式や時期を検討中だ。

 遠浅からJR室蘭線をまたぎ早来富岡までの3575mを結ぶ。ノーザンホースパーク関係者や地元住民の利用が多いが、幅員が5.5mと狭く車両同士のすれ違いが難しい。かねてから改良の計画はあったが、18年の北海道胆振東部地震で復旧事業を優先したため先延ばしになっていた。

 現延長を約45m延ばし、幅員を7.5mに拡幅する。21年度にダイシン設計で概略設計を終え、22年度に地元やJR北海道と協議を進めた。

 23年度当初予算に1億3999万5000円を措置した。実施設計と用地確定測量を一括で発注し、年度内に業務を終える。

 当初23年度に予定していた構造予備設計は、用地買収とともに24年度に取り組む想定だ。


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