草地改良132haなどに4.6億円
渡島総合局農村振興課は草地整備長万部地区の2024年度着工を計画している。草地整備改良132haなどに取り組む考えで、27年度の事業完了を目指す。総事業費に4億6000万円を試算する。
長万部町内には雑草が生い茂り、排水性の悪い草地が複数点在するため、牛などが食べる草量が減少している。地面が未整備で大型機械が使用できず、作業効率の向上が見込めないといった課題がある。
これらの解消に向け、23年度に新規採択。新函館農業協同組合長万部支店共立牧場敷地内をはじめ町内複数の草地を対象に、草地整備改良132haや草地造成改良49haに取り組む。受益面積は181ha、受益戸数は10戸となっている。
工区を複数に分けて23、24年度に設計をする。23年度分は調査設計1を香島コンサルタントが落札。業務期間は2024年3月まで。
施工は24―27年度を計画。工区ごとの工期は1年程度を予定している。