計画区間は3km
釧路市は鉄西配水本管の整備を計画している。愛国北園通での新橋整備に合わせ、老朽化した配水管を移設。計画区間は3kmで、ダクタイル鋳鉄管を整備する。基本設計を2023、24年度の2カ年で進める。
愛国地区と昭和中央地区を結ぶ配水管で、愛国浄水場からの水を各家庭に送っている。一部区間は、新釧路川をまたぐ鶴見橋に添架されている。昭和40年代に布設された区間もあり、老朽化が進む。
道は、鶴見橋北側の愛国北園通に橋長331mの新橋を整備する計画。新橋を設置することで、商業地域として発展している昭和中央地区へのスムーズな移動が期待できる。詳細設計を進めていて、30年度の事業完了を目指す。
市は配水管の新橋への添架を構想。新橋の整備に合わせて実施する予定だ。口径800mmの鋼管から耐震性に優れたダクタイル鋳鉄管に取り換える。
基本設計で、地下埋設物などの障害物がないかを調べ、布設ルートを固める。23年度は鶴見橋から浄水場までの区間、24年度は鶴見橋から西側を対象に調査する。5月16日に、平井コンサルタントが3330万円(税抜き)で落札した。