新中区など配水池2カ所も
倶知安町はリゾート開発が進む山田地区の水道施設整備で、2024年度以降に配水池2カ所、管路約5kmの発注を計画している。新中区配水池は24年度の着工を予定。26年度の全体完了を目指す。
相次ぐ宿泊施設の建設で同地区の水道需要が急増している。このため町は、21―30年度を対象とする経営戦略に沿って井戸増設、浄水場や送配水管の新設を進めている。30年度の1日当たり給水量を20年度比6割増の6310m³に引き上げる考えだ。
これまでに井戸の掘削が完了。23年度は2カ年で新設する新比羅夫浄水場に着工した。
24年度以降は、ニセコ東急グランヒラフスキー場周辺で配水池2カ所を整備する。新中区配水池は容量約2100m³とし、24―26年度で施工。新中区配水池との接続の関係で高区配水池(500m³)を26年度に改修する。
管路は年に約2kmのペースで整備する考え。24年度は比羅夫地区、25年度は西小樺山分校周辺、26年度は同分校からスキー場近くまでを想定している。