総工費に15億3426万円
森町は、森保育所と新川保育所を移転統合する新保育所の建設を計画している。延べ約2000m²の規模を想定。2024年5月に造成、同10月に建築に着工する方針で、26年1月の完成を目指す。総工費に15億3426万円をみている。
清澄町12の森保育所(RC造、平屋、延べ601m²)と常盤町12の1の新川保育所(RC造、平屋、延べ336m²)は、どちらも完成から約50年が経過。外壁を中心に老朽化が進み、保育スペースや職員室、駐車場が手狭になっている。
これらの課題解決に向け、統合して森川町278の2に移転新築する。規模はW造、平屋、延べ1945m²を想定。遊戯室に延べ283m²、職員室に延べ127m²を確保する方針で、多目的スペースや厨房なども設ける。
将来を見据えた持続可能な施設づくりを目指し、高耐久でメンテナンスフリーな素材や町内産材の使用を予定している。
ZEB化の一環で、全熱交換器を導入するほか、床暖房や空冷ヒートポンプ方式のエアコン、ソーラーパネルなどを設置して省エネを図る考えだ。
23年度は実施設計に取り組む。16日に事後審査型で入札し、業者を選定中。24年2月の業務完了を見込む。
26年3月の供用開始を目指す。