札幌市は19日、4月1日付と統一地方選後の同15日付で発令する、係長職以上の異動を内示した。異動規模は1日付が局長職16人、部長職79人、課長職223人、係長職752人の計1070人で、15日付けの56人と合わせて1126人。前年度に比べ53人少ない。局長職では都市局長に京谷篤建築部長が就任。区長は北、南、西、手稲の4区で交代し、北区長に藤井透総務局職員部長、南区長に高野馨観光文化局観光コンベンション部長、西区長に浦屋謙子ども未来局子ども育成部長、手稲区長に福田正人子ども未来局子育て支援部長を充てる。特別職は若林秀博交通事業管理者と長利秀則水道事業管理者が3月末で退任する予定だったが、統一地方選まで続投させ、後任人事は新市長に委ねる。異動内示は5月下旬の予定だ。

　今回の異動は冬季五輪招致や冬季アジア札幌大会開催といった、市政重要課題に備えた体制充実を図る。

　局長職では会計管理者に木村義広財政局管財部長を起用。環境局みどり環境担当局長には酒井裕司市長政策室政策企画部創造都市推進担当部長、観光文化局スポーツ担当局長には石川敏也市長政策室政策企画部長を起用する。

　部長職では危機管理対策室危機管理対策部長に小田原史佳教育委員会生涯学習部保健給食課長が昇任。財政局管財部長には大関好明建設局総務部用地担当部長が就く。

　市民まちづくり局の総合交通計画部では公共交通担当部長に有塚広之子ども未来局子ども育成部子ども企画課長、新幹線推進室長に横井寿郎東区市民部地域振興担当部長をそれぞれ就任。

　環境局では環境事業部施設担当部長に日當雅博環境都市推進部エコエネルギー普及推進課長、環境都市推進部環境管理担当部長には高木浩環境計画課長をそれぞれ充てる。

　観光文化局の観光コンベンション部長には大島和幸総務局東京事務所長、五輪招致に向けてスポーツ部に新設する招致推進担当部長には梅田岳市長政策室政策企画部政策調整課長が就く。

　建設局では、下水道河川部長に高川尚欣保健福祉局保健所健康企画担当部長、下水道施設部長に坂倉淑文厚別区土木部長を充てる。

　都市局は市街地整備部長に鈴木真観光文化局文化部部長職、市街地整備部事業推進担当部長に阿部芳三西区土木部長、市街地整備部住宅担当部長に杉村亮教育委員会生涯学習部総務課長を起用。建築部長には大場里樹建築指導部長が異動し、後任に小田垣克彦観光文化局文化部国際芸術祭担当部長を充てる。

　交通局では事業管理部長に菱谷雅之保健福祉局高齢保健福祉部長が就き、高速電車部長に東川光広同部業務課長が昇格。

　水道局は給水部長に高橋彰配水担当部長、後任に渡辺純也水道局総務部部長職を充てる。

　区土木部は北、厚別、西、手稲で交代。北区土木部長には斎藤英幸都市局市街地整備部事業推進担当部長、厚別区土木部長には坪田靖都市局市街地整備部市街地整備課長、西区土木部長には佐渡明建設局下水道施設部長、手稲区土木部長には佐々木康之水道局給水部計画課長が就任する。