ビル賃貸の桂和商事(札幌市中央区南5条西6丁目、武賢樹社長)は、札幌市中央区北1条西3丁目の札幌駅前通沿いで計画する新ビル建設について、4月初めに施工業者を選定する見通しだ。着工は5月末ごろを予定している。
2013年5月に取得した飲食店ビル(味の時計台ビル)の跡地に建てる。名称は仮称・桂和北1西3ビル。建物はS造、11階、延べ1682m²の規模で計画する。新たなビルの中にオフィス機能と飲食店機能をどのように持たせるかは検討中だ。
建設地は札幌市中央区北1条西3丁目3の11ほか。設計は石本建築。工期には1年程度を見込み、16年5月ごろの完成を目指している。
同社は、札幌市内に複数の飲食店ビルとオフィスビルを所有。昨年2月には福岡市の中洲でも飲食店ビルの運営を始めた。札幌では近年、飲食店ビルテナント収入の落ち込みからオフィスビル部門の運営を強化している。