国土交通省と北海道開発局は4月1日付の人事異動を内定した。幹部では、勇退する川合紀章港湾空港部長の後任に笹島隆彦寒地土研特別研究官が就く。開建部長は函館、小樽、帯広、稚内の4開建で交代。函建に柳屋勝彦中国地整広島国道事務所長、樽建に高橋渡事業振興部調整官、帯建に河畑俊明農業設計課長、稚建に小松正明機械課長がそれぞれ就任する。
主な異動者を見ると、樽建部長に内定した高橋事業振興部調整官の後任に倉内公嘉工事管理課長が昇格。岳本秀人樽建部長は勇退する。同じく勇退する渋谷元函建部長の後任には柳屋中国地整広島国道事務所長を起用。
寒地土研審議役に就く七沢馨稚建部長の後任に小松機械課長、道局開発政策分析官に異動する板倉純帯建部長の後任に本局の河畑農業設計課長がそれぞれ内定した。
このほか本局課長級では、工事管理課長に柳原優登道路維持課長が異動し、後任に鈴木亘東北地整秋田河川国道所長が就く。転出する広川誠一道路建設課長の後任には熊谷政行札幌道路所長を充てる。このほか、防災課長に米津仁司札建事業調整官、機械課長に太田広網建次長が内定した。
農業4課の課長は全て交代する。農業設計課長に上月良吾東北農政局阿武隈土地改良調査管理所長が異動。退職する飯田厚生農業計画課長の後任に吉田英人農業振興課長を起用し、その後任は参鍋修二開発調査課長、北田久志網建次長と続く。
東北農政局に転出する加藤公平農業調査課長の後任に菊池一雄農業整備課長が就き、農業整備課長には細井俊宏札建次長が昇格する。
新設ポストは2015年度予算成立時の発令となる。