札幌開建が旧夕張川の堤防整備で樋門・水門11カ所を改築

2015年10月26日 19時30分

 札幌開建は、旧夕張川での堤防整備に伴い、11カ所で樋門・水門の改築を計画している。現在は3カ所の排水機場樋門の設計を進めており、地盤改良や躯体強化などの一部改築を予定。早ければ2016年度以降、順次工事に着手し、整備を本格化させていく考えだ。

 堤防整備は、05年4月に策定した千歳川河川整備計画の一環として取り組んでいる事業で、旧夕張川では千歳川合流点から左右岸約24㌔の区間が対象となっている。計画高水位までの1次盛り土が進行中で、14年度末時点で約2・6㌔が終了している。

 旧夕張川には14カ所の樋門・水門があり、13カ所で全面・部分改築が必要となる。13カ所のうち、15年9月末時点で1カ所(西8号樋門)の改築が終了し、1カ所(馬追4号半樋門)が施工中となっている。

 今回改築を進める3カ所では、鉄筋やコンクリートの量を増やすことで耐荷力を高める。また、樋門長の延伸も計画しており、幅や高さは変更しない。

 下流左岸の西長沼排水機場は、12・3平方㌔の農地からの排水を、口径1500㍉のポンプ2台で毎秒最大10・28m³流している。樋門の規模は1門、幅2m、高さ2m。長さを52mから60mへと延伸する。

 下流右岸に位置する西17号排水機場は、口径1350㍉のポンプ2台で農地23・4平方㌔の排水を流しており、能力は毎秒最大8m³。規模は2門、幅2m、高さ1・2mで、長さは55・3mから59mとする。

 上流左岸にある北6号排水機場は12・3平方㌔の農地から排水。口径1000㍉のポンプ2台を持ち、能力は毎秒最大4・62m³となっている。規模は1門、幅1・5m、高さ1・75mで、長さを43・5mから46mへ伸ばす。

 西長沼と西17号は隣接しているため、同時に施工を進めると河積が減り、流下断面が足りなくなる恐れがあることから、その影響を考慮しながら工期を検討していく。工事は10月から4月の非かんがい期に進める。


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