北海道車体が北広島に新工場計画-来春に用地取得へ

2015年11月20日 19時35分

 エアウォーターのグループ会社、北海道車体(本社・北広島)は、北広島市内の本社工場近くに工場新設を計画している。総事業費は約10億円を見込み、2016年春に用地取得する予定。今後、建物規模や着工時期を固め、早ければ17年内の稼働開始を目指す。

 同社はトラックの荷台やトレーラーの製造を手掛け、札幌市と石狩市に自動車整備工場を持つ。北広島市大曲工業団地2丁目にある本社工場の生産能力が限界にきていることから新工場を建て、生産能力を高めるのが狙い。トレーラーなどの需要増に対応し、さらなる売り上げの増加につなげる。

 建設用地は約2万―2万3000m²の広さで、現在、取得に向けた交渉を進めている。新工場の稼働に合わせ、老朽化が進む本社工場の設備更新なども行い、全体の製造能力を5年後に3割超引き上げる方針だ。


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