公共建築協会は12日、第15回公共建築賞の受賞作品を発表した。道内からは優秀賞として、生活施設部門で道立小樽高等支援学校と北海道科学大体育館、文化施設部門で函館市縄文文化交流センターが選ばれた。5月23日にポールスター札幌で表彰式を開く。(写真は道立小樽高等支援学校)
公共建築賞は、公共建築の総合的な水準向上を目的に2年に1回開催している。設計・施工に優れているだけでなく、地域社会への貢献や施設管理、保全の視点で評価するため、竣工後3年以上経過した施設が対象。今回は、全国で30施設を選定した。
小樽高等支援学校は設計が北海道日建設計、施工が岩田地崎建設・坂本建設・福島工務店共同体、阿部建設・新太平洋建設・緑地建工共同体、札幌土建工業、石山組、丸竹竹田組・北光営繕共同体、今岡建設・西條産業・小杉建設共同体、豊和建設、近藤工業・佐竹建設共同体。縄文文化交流センターは設計がアトリエブンク、施工が小泉建設・明匠建工・茂泉建設・平谷建設共同体。道科学大体育館の設計は旧北海道工業大と清水建設、施工は清水建設が担当した。
表彰は事業者・建築主・施設管理者、設計者、施工者の3者に贈られる。