道警本部が計画している滝川警察署改築の建設地が、現在地と、隣接する緑町学生会館を含めた敷地約5000m²に決まった。滝川市の市有地に建つ会館の解体は市が担い、2017年度に解体の設計、18年度に工事を進め、市有地は同年度内に売却する。改築については17年度に基本設計、18年度に実施設計に取り組み、19年度に着工、21年度に運用を開始する見通しとなっている。(写真は解体予定の緑町学生会館)
28日に滝川市役所で開かれた滝川警察署改築促進期成会の総会で説明されたもの。
緑町1丁目1の1にある緑町学生会館(S造、5階、延べ1845m²)は、1、4、5階を市が、2、3階は滝川建設協会が使用している。
1―3階は1981年、4―5階は88年の建設。1階はNPO法人に貸しているが、3月末で契約が終了し4月以降は空き室となる。4、5階は学生会館として現在も使用中で、2、3階は滝川建協のほか、建災防滝川分会などが事務所を置いている。
会館の解体は市が請け負う予定。市有地の売却価格はまだ決まっていない。
改築後の警察署の規模は、RC造、3階、延べ3600m²程度。総事業費は21億8400万円を見込む。完成後は、既存の警察署を解体し車庫棟を建設。22年度に外構整備を進める。