旭川大学が公立化に向け施設を耐震化-短大は6月着工

2017年04月11日 19時20分

 学校法人旭川大学(旭川市永山3条23丁目1の9、山内亮史理事長)の大学と短大施設の耐震改修計画が11日、明らかになった。6月着工を見込む短大校舎を皮切りに、現行の耐震基準を満たしていない施設の改修や診断を順次実施する計画だ。

 2013年から公立大学の設置検討を進めている旭川市に対して同大は18年、市立化を要望。市は公立化に向けて①大学、短大とその他の教育部門の法人分離②学部、学科の見直し③耐震化の実施④ものづくり系学部の設置―の4条件を求めていた。

 これに対し同大は3月31日、西川将人旭川市長に回答を提出し、この中で耐震改修計画も提示。市は11日の「旭川大学の市立化等調査特別委員会」にその内容を報告した。

 計画によると、耐震改修は正課授業を行う施設を優先し、建築年度の古いものから順次実施する方針。第1弾として短大校舎の改修を6月にも始めたい考えだ。1964年に完成した同校舎は13年度に実施した耐震診断で改修が必要とされていた。総工費は3億5000万円を見込んでおり、文部科学省の私立学校施設整備費補助金も申請済み。設計など詳細は補助金交付決定を待って明らかにする。

 18年度には15年度の診断で改修が必要と判断された大学校舎の耐震改修を計画。20年度には第1体育館の耐震診断を実施する予定で、「診断結果によっては21年度に耐震改修を行うことが考えられる」としている。

 講堂や第2体育館の耐震診断も22年度以降に予定している。これらの建物を改修するかどうかは、今後の使用見込みや老朽化の現状、改修コストなどから建物の存廃も含めて総合的に判断する。


関連キーワード: 学校 耐震化

ヘッドライン

ヘッドライン一覧 全て読むRSS

e-kensinプラス入会のご案内
  • オノデラ
  • web企画
  • 北海道水替事業協同組合

お知らせ

閲覧数ランキング(直近1ヶ月)

羽生結弦選手プロに
2022年07月21日 (4,251)
4町で新設方針も 十勝管内で道の駅整備機運高まる
2022年11月10日 (4,220)
おとなの養生訓 第43回「食事と入浴」 「風呂」が...
2014年04月11日 (2,383)
帯広中心部の空洞化懸念 藤丸百貨店閉店に危機感
2022年11月11日 (1,958)
22年度上半期ゼネコン道内受注高ランキング 首位は...
2022年11月09日 (1,782)

連載・特集

英語ページスタート

construct-hokkaido

連載 行政書士 new
池田玲菜の見た世界

行政書士池田玲菜の見た世界
第26回「ヒューマンエラー対処法」職場全体で予防する環境を構築することが多様な人材の活躍につながります。

連載 旧双葉幼稚園
建築から1世紀

旧双葉幼稚園建築から1世紀
旧双葉幼稚園園舎が完成から100年を迎えた。園舎の歩みと次の1世紀に向けた取り組みに迫る。

連載 おとなの養生訓

おとなの養生訓
第243回「感染拡大」。ワクチン効力低下も原因です。若い世代への接種督励を。

連載 本間純子
いつもの暮らし便

本間純子 いつもの暮らし便
第26回「暖炉とマントルピース」。コミュニケーションを円滑にする仕掛けが潜んでいそうです。