えりも岬沿岸に実在した砂漠の緑化を題材とした映画「仮称・北の流氷」の製作準備が進んでいる。
浦河町出身の田中光敏監督がメガホンを取る。題材は町民らが中心となり1953年に始まったえりも砂漠の緑化事業。現在まで続くこの活動を探ると、世界的な潮流となっているSDGs(持続可能な開発目標)に息づく、持続的な活動の理念との結びつきが見えてきた。(苫小牧支社・小山龍記者)