重機も「マスク着用」 苫重建設がコロナ対策を訴え

2020年05月01日 10時00分

 マスク、着けていますか―。苫重建設(本社・苫小牧)は、自社で保有する重機に「マスク」を装着し、道行くドライバーなどに新型コロナウイルス対策を呼び掛けている=写真。

 同社は、保有する重機のうち、ブルドーザ3台、キャリアダンプ2台に防炎シートやブルーシートを使ってマスクを着用させた。取り組みは17日から続けており、これに合わせて工事用看板でも「マスクつけてます」とアピールしている。

 36号沿いに事務所を構えているため、多くのドライバーへ啓発する目的で企画。このほか、とまこまい港まつりで、子ども向け重機の操作体験などを実施していることから、子どもたちにウイルス対策、そして建設業に目を向けてもらいたいという思いも込めた。

 発案した桜田泰清社長は「当社としてどこで新型コロナの収束を願うかと考えたときに、その手段として重機にマスクを着けることを思いついた。子どもたちにも注目してもらい、手洗い、うがいも含めて感染対策に取り組んでほしい」と話している。(苫小牧)

(北海道建設新聞2020年4月24日付13面より)


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