日高町と新ひだか町で、NTT東日本による光回線整備が遅れている。両町は開通予定を当初の3月末から秋ごろに繰り下げた。NTTの担当者は「新型コロナウイルスの影響が資材の製造やサプライチェーンに及び、光ケーブルが不足しているため」と説明している。
道内で初めて新型コロナウイルスの感染者が確認されてから28日で丸2年になる。オミクロン株で再び感染が急拡大する道内。19日に初めて1日の新規感染者数が1000人を突破したが、27日には2800人も超え、道内全域にまん延防止等重点措置の適用が始まった。デルタ株が主流だった第5波までは、札幌市や旭川市など都市部が中心だった感染も今回は全道域で急増。2年経過してもコロナ禍の混乱から抜け出せない状況が続く。
新型コロナウイルス感染拡大に伴うまん延防止等重点措置が27日に道内で適用となり、釧根管内でも警戒感が強まっている。研修会や行事が相次いで中止になり、入札や工事完了検査への影響も懸念されている。感染がさらに拡大する場合は、郵便入札の導入やウェブでの書類確認など対応が求められそうだ。
小清水町は、職員の新型コロナウイルス集団感染が確認されたことにより役場機能を制限している。27日の建設課の出勤者はゼロ。直近の入札執行がなかったため、影響は小さいが、今後は感染状況に応じて郵便入札での対応も視野に入れている。