国家公務員共済組合連合会(KKR、東京都千代田区九段南1丁目1の10、尾原栄夫理事長)は1日、斗南病院新築を一般競争で入札し、熊谷組が65億7570万円(税抜き)で落札した。
現在の斗南病院は札幌市中央区北1条西6丁目に所在。同連合会では現病院の老朽化や狭あい化などから移転新築を決めた。移転先は時間貸し駐車場として使用されていた中央区北4条西7丁目3の1ほかの道有地で、50年間定期借地することで道と合意している。
新病院はS一部RC造、地下1地上11階塔屋1階、延べ2万1540m²の規模で構想。フロア構成は1階が救急外来、2階が外来、3階が検査などのスペース、4階が手術室、5階が医局、6-10階を病室とし、11階にリハビリスペースを設ける。設計は大建設計が担当。工期は2016年7月31日までを設定している。
入札には熊谷組のほか、岩田地崎建設、大林組、大成建設、西松建設が参加した。
(北海道建設新聞2014年12月02日付2面より)