旧小樽商議所を宿泊施設にリノベ 星野リゾート

2022年01月09日 10時00分

「OMO5(おもふぁいぶ)小樽」内覧会

歴史的建造物をリノベーションした客室

 星野リゾート(本社・長野県軽井沢町)は6日、小樽市色内1丁目に7日開業する都市観光ホテルブランド「OMO5(おもふぁいぶ)小樽」の内覧会を開いた。市指定歴史的建造物の旧小樽商工会議所を宿泊施設にリノベーション。日帰り観光客が多い小樽への宿泊を促し、歴史や文化、食の新たな一面を発見してもらう狙いだ。

 WBFホテル&リゾーツ(当時)が新築したホテルを星野リゾートのブランドとしてオープン。渡り廊下でつなぐ2棟構成で、新築の北館がRC造、7階、延べ3150m²、市指定歴史的建造物の旧小樽商工会議所をリノベーションした南館がRC造、3階、延べ1300m²の規模となっている。北館78室、南館14室の全92室で、大浴場とサウナを備える。

 「ソーラン、目覚めの港町」がコンセプト。南館は旧小樽商工会議所で使われていた階段を残し、棚や消火栓、鍵などは装飾に活用している。三浦水産(本社・小樽)協力の下、骨まで食べられるニシンを使ったパエリアなどを夕食で提供するほか、鱗友朝市で海鮮丼を食べるツアーなどを用意する。

 宿泊料は1人8000円(2人1室利用時、税込み、食事別)から。


関連キーワード: ホテル 後志 歴史的建造物 観光

ヘッドライン

ヘッドライン一覧 全て読むRSS

e-kensinプラス入会のご案内
  • 日本仮設
  • オノデラ
  • 古垣建設

お知らせ

閲覧数ランキング(直近1ヶ月)

おとなの養生訓 第245回 「乳糖不耐症」 原因を...
2023年01月11日 (1,630)
函館―青森間、車で2時間半 津軽海峡トンネル構想
2021年01月13日 (1,458)
おとなの養生訓 第43回「食事と入浴」 「風呂」が...
2014年04月11日 (1,108)
おとなの養生訓 第170回「昼間のお酒」 酔いやす...
2019年10月25日 (974)
おとなの養生訓 第109回「うろ」 ホタテの〝肝臓...
2017年03月24日 (717)

連載・特集

英語ページスタート

construct-hokkaido

連載 おとなの養生訓

おとなの養生訓
第258回「体温上昇と発熱」。病気による発熱と熱中症のうつ熱の見分けは困難。医師の判断を仰ぎましょう。

連載 本間純子
いつもの暮らし便

本間純子 いつもの暮らし便
第34回「1日2470個のご飯粒」。食品ロスについて考えてみましょう。

連載 行政書士
池田玲菜の見た世界

行政書士池田玲菜の見た世界
第32回「読解力と認知特性」。特性に合った方法で伝えれば、コミュニケーション環境が飛躍的に向上するかもしれません。