年度明けにもプロポ公告
北空知衛生センター組合(組合長・山下貴史深川市長)は2022年度、北空知葬斎場の建て替えに向けて基本・実施設計などに着手する。建設予定地の測量、地質調査、基本・実施設計を一括し、公募型プロポーザルでの発注を予定。年度明けにも公告する考えだ。
同組合は、深川市、妹背牛町、秩父別町、北竜町、沼田町の1市4町で構成。
同施設は、深川市一已町一已2502の15にあり、現在の規模はRC造、平屋、延べ365m²で、火葬炉は3基。1973年に供用開始。これまで火葬炉入れ替えなどの大規模改修や、火葬炉の修繕などを行ってきたが、建設から50年近く経過し老朽化が進んでいることや、バリアフリーに対応していないことなどから建て替える。20年3月には基本計画を策定した。
新施設の建設予定地は現施設敷地内。火葬場がRC造、待合室などがW造の平屋で、延べ約1000m²を想定している。火葬炉は現在と同数の3基とする。
また、バリアフリーに対応し、環境に配慮した施設とする見込みだ。
全体事業費は概算で10億2000万円。22年度に実施設計まで完了し、23年度にも着工、25年度の供用開始を目指す。