遠軽地区広域組合が最終処分場新設へ 23年度にも着工

2022年04月21日 17時50分

実施設計等公告、参加申請25日まで

 遠軽、湧別、佐呂間の3町で構成する遠軽地区広域組合(管理者・佐々木修一遠軽町長)は、新たな一般廃棄物最終処分場整備に2023年度にも着工する計画だ。埋め立て容量は約4万m³を見込む。工事は25年度までの3カ年で進める考え。同組合は実施設計等業務を制限付き一般競争公告していて、参加申請を25日まで受け付ける。

 最終処分場は構成各町が所有していて、最終処分も実施しているが、残余容量が逼迫(ひっぱく)している。このため、施設の集約化や広域化を目指し、湧別町福島189ほかに新たな最終処分場を整備する。

 実施設計等業務は地質調査や埋立地構造物本体実施設計、浸出水処理施設発注仕様書等作成、各種資料の作成・協議をする。期間は23年3月31日まで。予定価格は税込み9698万7000円としている。

 参加要件は道内に本支店を置き、同組合の設計測量等の入札参加資格を持つ者。1級建築士事務所登録や、国土交通省の建設コンサルタント登録簿で廃棄物部門に登録されていることが必要となる。

 また、道内で地方公共団体が発注した一般廃棄物最終処分場(被覆型)の実施設計業務実績を求める。

 5月16日午前10時に郵便入札する。参加希望者は申請書を同組合事務局衛生施設課に持参で提出する。


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