紋別市、運動公園サッカーグラウンドを人工芝に張り替えへ

2023年04月11日 16時24分

道内初となる最新ハイグレードタイプの人工芝を導入

 紋別市は、運動公園内のサッカーグラウンドとしている自由広場の芝を人工芝に張り替える。近く指名通知し、5月下旬の入札を予定する。道内で初となる最新ハイグレードタイプの人工芝を導入する考えだ。整地や芝の張り替えに事業費4億9500万円を見込んでいる。

現在の天然芝は荒れが目立っている

 南が丘7丁目にある運動公園は、野球場や陸上競技場、テニスコートなどの運動施設で構成。自由広場には、大人用サッカーピッチ1面(子ども用2面)があり、天然芝が整備されている。

 公園に隣接する紋別高サッカー部などが主に利用しているが、芝の凸凹が激しく、水はけも悪い。週に3日程度しか利用できず、市内の少年団が近隣市外に遠征して練習をすることが多い。このため、ピッチとその周囲を含め9300m²を人工芝に張り替える。

 整備する人工芝は、市によると道内で初めての導入となる見込み。天然芝に近い触感で、メンテナンスコストも従来の人工芝に比べて抑えられるといったメリットがある。

 このほか、グラウンド全体を囲う防球フェンスを更新。現状の1m程度から最高で8mのものに換える。また別工事として、サッカー用具を収納する物置設置も発注する。事業費は300万円ほどを見込む。

 芝張り替えの実施設計は環境緑地研究所が担当した。工期は6カ月程度をみていて、事業費にはスポーツ振興くじtotoの助成事業も活用する方針だ。


関連キーワード: オホーツク スポーツ

ヘッドライン

ヘッドライン一覧 全て読むRSS

e-kensinプラス入会のご案内
  • web企画
  • オノデラ
  • 古垣建設

お知らせ

閲覧数ランキング(直近1ヶ月)

おとなの養生訓 第245回 「乳糖不耐症」 原因を...
2023年01月11日 (1,630)
函館―青森間、車で2時間半 津軽海峡トンネル構想
2021年01月13日 (1,458)
おとなの養生訓 第43回「食事と入浴」 「風呂」が...
2014年04月11日 (1,108)
おとなの養生訓 第170回「昼間のお酒」 酔いやす...
2019年10月25日 (974)
おとなの養生訓 第109回「うろ」 ホタテの〝肝臓...
2017年03月24日 (717)

連載・特集

英語ページスタート

construct-hokkaido

連載 おとなの養生訓

おとなの養生訓
第258回「体温上昇と発熱」。病気による発熱と熱中症のうつ熱の見分けは困難。医師の判断を仰ぎましょう。

連載 本間純子
いつもの暮らし便

本間純子 いつもの暮らし便
第34回「1日2470個のご飯粒」。食品ロスについて考えてみましょう。

連載 行政書士
池田玲菜の見た世界

行政書士池田玲菜の見た世界
第32回「読解力と認知特性」。特性に合った方法で伝えれば、コミュニケーション環境が飛躍的に向上するかもしれません。