休館中の苫小牧プリンスホテルが5月にも全面改装着手

2017年02月21日 19時21分

 野口観光(本社・登別)は、休館している苫小牧プリンスホテルの全面改装を5月にも着手する考えだ。高級感のある客室を100室程度配置するほか、施設内での職業訓練校開校に向け、研修室や教室なども設ける計画。2018年4月の再開業を目指している。

 苫小牧市双葉町3にある苫小牧プリンスホテルは1978年9月に開業。レストランや各種宴会場を備えたシティーホテルとして親しまれてきたが、施設の老朽化に加え宿泊客も減少傾向となったため11年に休館した。

 近年、海外観光客の増加を背景に、道内でホテル不足が出ていることから施設をリニューアルして再開することにした。併せて、宿泊施設で働く人材育成を目的とする職業訓練校も設ける。

 全面改装は内装を中心に実施する。1階に職業訓練用の教室や実習室、2階に食堂や調理実習室、研修室を整備する見通し。3―10階にある客室は143室から100室程度に減らし、シングルやツインを中心に高級感のある広めの客室などを設ける計画だ。

 このほか、施設の外壁、電気・設備関係の改修も同時に進めるほか、ホテル北側にある社員寮も職業訓練校に通う生徒を受け入れる宿舎に再整備する。


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