道議会庁舎に来春着工 道建設部建築局が10月公告へ

2017年09月08日 10時00分

道議会庁舎完成予想図

議会新庁舎の完成予想図。20年春の供用目指す

 道建設部建築局は、道議会庁舎改築の主体を10月下旬に公告する。WTO対象工事で、建築局では3件目となる標準型総合評価を適用する。2018年1月上旬にも開札し、2月から始まる第1回定例道議会の承認を得て本契約し、4月に着工する運び。20年春の供用を目指す。

 道議会庁舎は老朽化が著しく、耐震性も不足しているため現庁舎西側の旧道警本庁舎跡地に建て替える。新庁舎は、RC造、地下1地上6階、延べ1万9210m²の規模を想定。

 道は、12日開会の第3回定例道議会に17―19年度の債務負担行為として本体工事費など106億9300万円を設定して上程。内訳は議会庁舎に101億円、本庁舎と議会庁舎をつなぐ地下通路の整備に1億6000万円、改築予定敷地内の給排水管移設などに3億4000万円となっている。このほか、17年度に施工する給排水管の移設などに9900万円も計上している。10月6日に閉会する3定で補正予算が可決されれば、10月10日にも概算工事費などを工事発注見通しに掲載する。

 現庁舎(RC造、地下1階地上5階、延べ1万3135m²)は、老朽化・狭あい化を理由に1994年度から議会事務局や各会派が改築整備を議論してきた。財政難のため04年度に判断を保留したが、13年度に外壁や天井材の剥離が相次いだことから本格的な検討を再開した。

 新庁舎は、高さを抑えて控えめなボリュームにすることで赤れんが庁舎の景観を引き立たせ、周辺環境との調和を図る。赤れんが広場に面する位置に食堂と道民ホールを配置し、気軽に立ち寄れるようにするなど、親しみやすく開かれた庁舎とする。5―6階に位置する議場は、トドマツやカラマツなど道内各圏域の木材を活用することを検討している。設計は日本設計・ドーコン共同体が担当した。


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