夕張市立診療所・介護老人保健施設移転の基本計画素案

2019年04月05日 15時00分

 夕張市は、市立診療所・介護老人保健施設移転改築の基本計画素案をまとめた。新たな施設の規模は2階、延べ4250m²を想定。2019―20年度に基本・実施設計を進め、21年度から造成、外構、本体に着工する予定で、22年度中の供用開始を目指す。事業費には25億6027万円を見込んでいる。

 市では、老朽化が進む社光6にある診療所(RC造、地下1地上3階塔屋1階、延べ9265m²)の改築を計画。

 建設地は、旧若菜中央小グラウンドや旧炭鉱住宅跡地がある若菜8の12ほかで、敷地面積は約1万6000m²。ここに2階、延べ4250m²の施設を整備する。施設の内訳は延べ2711m²分が診療所、延べ1539m²分が介護老人保健施設となる見通しで、1階部分を老健、2階部分を診療所として利用する考えだ。

 診療所は現状と同じ19床とし、道道夕張岩見沢線からスムーズにアクセスできるよう配置するほか、大規模地震といった災害時でも診療機能などが維持できるよう建物の安全性も確保する。このほか、自家発電設備設置やLED照明の採用、自然採光の確保も実施。駐車スペースは、施設利用者60台、職員用40台の計100台分を用意する。

 事業費には設計1億2716万円、工事24億3311万円の25億6027万円を試算している。


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