つしまマネージメントが計画 7月に着工へ
つしま医療福祉グループの資産管理や不動産購入を手掛ける、つしまマネージメント(札幌市豊平区月寒西1条7丁目8の25、対馬徳昭社長)は、札幌市豊平区月寒東3条11丁目[MAP↗]で日本医療大学新築を計画している。設計は西沢建築設計が担当し、校舎などの施設は延べ3万2000m²を想定。7月中旬の着工に向け、これから施工業者の選定をする。
規模はRC造、4階、延べ3万2237m²で、4棟で構成する。
建設地は札幌市豊平区月寒東3条11丁目270の1で、八紘学園が札幌市に雪捨場として貸し出していた場所。敷地面積は3万5418m²。白石藻岩通を挟んだ南側にはコープさっぽろ月寒ひがし店やケーズデンキ月寒店があり、東側にはブランチ札幌月寒の複合商業施設がある。
つしま医療福祉グループの日本医療大が同地区で、清田区と恵庭市内にある校舎を集約した新校舎や病院、福祉施設の新築を計画しているため、土地所有者の八紘学園が札幌市に制限緩和を申請していた。
対象は豊平区月寒東3条11丁目にある八紘学園所有地のうち、白石藻岩通に面した5・8ha。都市計画上の用途は第1種住居地域で建築物制限は比較的緩いが、地区計画で建築物を1000m²以上の大学、高校、専修学校、畜舎に限定している。
札幌市は6月4日に、この地区計画変更案を都市計画審議会に再諮問する予定。承認されれば着工し、2021年3月の完成を目指す。