小清水町が庁舎・公民館の設計をプロポで20年度に選定へ

2019年06月13日 12時00分

 小清水町は、役場庁舎と中央公民館の建て替えに向けた基本・実施設計の事業者を、2020年度にプロポーザルで選定する。両施設を一体的に整備する計画で、20年度当初予算に設計費を盛り込む考え。着工は21年度を見込み、単年度か2カ年で工事を進める予定だ。

 小清水217の1に位置する現庁舎は1962年の建設で、規模はRC造、2階、延べ1399m²。庁舎に隣接する中央公民館は65年に建設し、規模はRC造、2階、延べ1084m²となっている。

新庁舎は西側駐車場を活用して整備する

 17年度に実施した耐震診断で両施設とも耐震基準を満たしていないことが判明。このため、防災拠点となる両施設の機能を統合した新庁舎を整備する。建設に当たっては現庁舎西側駐車場の敷地を活用する方針だ。

 5月31日には住民や商工会、農協、町議などで構成する1回目の小清水町防災拠点型複合庁舎建設検討委員会を開催。その中で現在、健康診断の会場は小清水温泉ふれあいセンターとなっているが、人によっては距離が負担となっているとの意見が挙がったため、新庁舎に健康診断やフィットネスなどができるスペースを設けることも視野に検討を進めていく。

 ことしの秋ごろには住民向け説明会を開き、年内に規模などを盛り込んだ基本計画を策定する。

 20年度に設計を進め、21年度に着工する予定。新庁舎完成後に、2施設の解体と外構整備を進めるというスケジュールを描いている。


関連キーワード: オホーツク 庁舎 耐震化

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