共和町が道の駅整備の検討を再開

2020年01月29日 09時00分

建設推進会議が20年度に提言書

 共和町はこのほど、道の駅整備の検討を再開した。町内の産業団体と建設推進会議を設立し、2019年度から2カ年をかけて運営体制や施設機能などをまとめ、町に提言する。町はこれを踏まえた上で建設場所の選定、基本・実施設計を進める方針だ。

 町は09年度に道の駅整備を構想。13年度に基本構想、14年度に基本計画をまとめ、建設候補地に国富地区[MAP↗]を挙げたが、その後、高規格道路の5号倶知安余市道路が事業化。通行の流れが大きく変わる可能性があるため、議論を凍結し、事業推移を見守ってきた。

 18年度に庁内プロジェクトを立ち上げ、水面下で整備検討を再開。19年度は地元商工会、観光協会、農協と共に建設推進会議と下部組織のワーキンググループを設置した。過去にまとめた基本計画を基に、施設の基本的な方向性について再度議論している。

 これまでに2回の会合を開き、町民が気軽に利用できる施設を念頭に、盛り込むべき機能として町内外の利用、国が推進する防災拠点や子育て支援のほか、物産販売、観光情報発信などが候補に挙がっている。

(北海道建設新聞2020年1月28日付11面より)


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