
巻き貝のオブジェを中心に幻想的な空間を演出する
企画運営はノヴェロなどグループに
函館市は、はこだてグリーンプラザイルミネーション企画運営の公募型プロポーザルで、受託候補者をノヴェロ(本社・札幌)を代表とするグループに決めた。「はこだてルミポップ」として海をテーマに、写真映えする観光スポットをつくり上げる計画だ。
大門地区にあるグリーンプラザでのイベントが、新型コロナウイルス感染症の影響で中止が相次ぐ中、冬期間の魅力を発信するために実施する。
プレゼンテーションを経て6月18日に審査委員会を開き、ノヴェロと道内各地でのイルミネーション製作の実績がある新生(本社・札幌)のグループを選定した。
演出テーマは「HAKODATE RYU―GU(函館竜宮)」。函館の特色の一つである海をモチーフにした。高さ4・2mの巻き貝型のメインオブジェを中心に、卵型のサブオブジェを周囲に配置。LEDを4万2000個使い、色を制御しながら多様な光を演出する。
本契約後、11月から施工し、12月から2022年2月末までの開催を予定している。(函館)
(北海道建設新聞2021年7月12日付11面より)