中央公民館との複合化を視野 検討委4月立ち上げ
深川市は2022年度、バスターミナル機能を持った複合施設整備について検討を開始する。老朽化が進む中央公民館との複合化を視野に入れており、機能や整備地などについては4月に市民検討委員会を立ち上げて検討を進める。22年度内にも基本計画を策定する考えだ。
07年にバス事業者が運営するバスターミナルが廃止。20年度に策定した立地適正化計画の中で整備すべき都市機能として、バスターミナル機能を持つ複合交通センターが挙げられていた。
5条7の23にある中央公民館(RC造、地上3階塔屋1階、延べ1970m²)は1975年建設で築45年以上が経過しているほか、バリアフリー化に未対応なため、整備の必要性があった。
これらの現状を踏まえて、事業費の縮減や多機能化による利便性の向上と利用促進のため、複合施設整備について具体的な検討を始める。
22年度は市民団体などで構成する検討委員会を立ち上げ、機能や整備地などの議論を進め、基本計画を策定。今後のスケジュールについては議論の中で固めていく考えだ。