北見農業試験場改築へ 延べ1500m²、24年度施工予定

2022年03月24日 17時00分

道建築局

 道は、老朽化する北見農業試験場の改築を2024年度施工で計画している。新庁舎は2階建て、延べ1500m²程度の規模を想定。22年度は基本設計を進める考えで、建設部建築局が近く公募型プロポーザル方式で公告する。改築に当たっては「ゼロカーボン北海道」の実現に向けて、ZEBの可能性も検討する方針だ。

 同試験場は、道立総合研究機構の道内に8つある農業試験場の1つ。畑作、牧草に関する試験研究を主に、オホーツク地域の農業に対応した試験研究を実施している。

 所在地は訓子府町弥生52。試験場内の施設のうち、試験研究棟と管理科事務所の老朽化が顕著なことから、これらの機能を集約した新たな庁舎を試験研究棟の向かい側の敷地に建設する。現在の試験研究棟は1958年に完成し、規模はRC造、2階、延べ1495m²。管理科事務所は83年建設で、W造、平屋、延べ172m²の規模となっている。

 新庁舎はRC造、2階、延べ約1500m²を想定。22年度に基本設計、23年度に実施設計を進めて規模などを固める。工事は24年度の予定で、単年度での完成を見込む。


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