カフェや交流スペースも―。紋別市は、2023年度着工を計画する市役所新庁舎のイメージ動画を市ホームページで公開している。基本・実施設計を担う北海道日建設計が動画を作成。平面図や立面図だけではなく、動画により完成イメージを共有し、市民らに幅広く周知するのが狙いだ。
幸町2丁目1の18ほかの現庁舎敷地に建てる新庁舎はRC造とW造のハイブリッド構造とし、地下1地上4階塔屋1階、延べ7013m²の規模を想定。延べ101m²のチップボイラ棟と6台分の公用車車庫も敷地内に設ける。
このほど基本設計が完了し、4月から実施設計に移行した。建設費は49億9300万円を見込む。26年3月の完成、同5月ごろの供用開始を予定する。
動画は4分7秒で新庁舎の外観をはじめ、1階のメインエントランスや市民窓口、カフェ、市民交流スペース、4階に設ける展望ロビーなどを紹介している。
市新庁舎建設準備室長を務める牧野昌教総務部長は「新庁舎は中高生など若い人たちの関心も高いと感じている。イメージ動画を幅広く見てもらえたら」と話した。
市のホームページアドレスはhttps://mombetsu.jp(北見)
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