胆振東部地震の被災から復旧 瑞穂ダムの試験たん水完了

2022年04月24日 10時00分

試験たん水中の瑞穂ダム(室蘭開建提供)

 北海道胆振東部地震で被災し、室蘭開建が復旧を進めてきた瑞穂ダムが18日、試験たん水を終えた。安全性を確認し、2023年度以降の本格供用を予定する。

 安平町早来瑞穂の支安平川上流部に位置し、田畑への農業用水供給を目的としたダム。堤高25.9m、堤頂長427.1m、堤長幅8m、総貯水容量430万m³の規模で、供給面積は水田270ha、畑860haに上る。1997年に完成、98年から供用している。

 2018年の胆振東部地震で、天端に3カ所の亀裂が発生したほか、周辺の山林斜面が崩落して土砂が流入するなどの被害が出た。室蘭開建は堤体の復旧などを進め、20年1月に工事を終えた。

 同年から用水供給しながら試験たん水を開始。22年3月30日に常時満水位に到達したため、一定期間水位を保持した後、水位降下を実施。試験たん水を無事終えた。

 本格供用に向け、今後はデータの確認、解析など進め、安全性を確認する。(苫小牧)


関連キーワード: ダム 災害・防災 胆振

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