南富良野町の道の駅再編整備について、2022年度以降の整備スケジュールが分かった。22、23年度に約3億円を投じて公園整備を進め、24年度に既存の道の駅や駐車場を改修する。全体の供用開始は25年度を目指す。
再編整備により、市街地のにぎわい創出を図る。さらに16年の豪雨災害を教訓とし、雪害や風水害に対応した災害拠点として再構築する。3工区に分けて進めている事業で、第1工区に当たる複合施設新築は21年度末に完成した。
第2工区の緑地公園は、複合施設の東側に隣接する空き地に設ける。公園として整備する敷地面積は1万1765m²で、これとは別に車中泊ができるRVパーク1780m²も設ける。
工事費には3億円を試算。22年度に単年度で施工する計画だったが、社会資本整備総合交付金が満額交付されなかったため、2カ年に分ける。
22年度は整地をはじめ、上下水道や電気配線を整備し、遊歩道も施工する。23年度は遊具設置やRVパークの整備に取り組む。設計はドーコンが担当した。
第3工区では既存道の駅と駐車場を改修し、屋外トイレ改築にも取り組む。23年度に設計し、24年度に施工する計画だ。
駐車場改修とトイレ改築は、町と旭川開建が整備を分担する方針。どのように分担するかは協議中だ。