公住2棟8戸建て替えに5.6億円
中頓別町は、第8期総合計画の前期実施計画をまとめた。計画期間は2022―26年度までの5カ年。主な事業では公営住宅2棟8戸建て替えなどに5年間で5億6100万円、防災センター整備に3億5061万5000円を盛り込んでいる。
第8期総計では、環境・自治体経営を土台とし、教育・しごと・福祉の3分野を柱としてまちづくりに取り組むとしている。重点プロジェクトでは、SDGsの推進や地域共生社会のほか、新しい学校づくりとして中学校の改築と幼小中一貫教育を提供する体制づくり、避難所機能を有する多機能型防災拠点整備などを盛り込んでいる。
主な事業を見ると、公営住宅建設では新たな長寿命化計画を策定し、老朽化した公住の建て替えや既設住宅の改善を促進する。建て替え2棟8戸は23年度に基本設計、24年度以降に着工するとした。23年度は900万円、24―26年度はそれぞれ1億8400万円を計上している。
防災対策では重点プロジェクトに位置付ける多機能コミュニティー施設として防災センターを整備する。22年度に構想、23年度に設計を経て24年度に着工する。事業費は22年度に1161万5000円、23年度に1500万円、24年度に3億1000万円、25年度に700万円、26年度に700万円を見積もる。