23―27年度に1棟ずつ発注
苫小牧市は市営住宅日新団地建て替えで、2023年度以降に5棟150戸の整備を見込んでいる。全36棟1204戸のうち、27棟930戸を13棟552戸に再編する計画。27年度まで年1棟ずつ発注し、28年度に事業完了となる見通しだ。
日新町4丁目4[MAP↗]の同団地は1970―74年に建設。老朽化していることから、14年度に再編に着手した。8月までに30戸タイプ1棟、36戸タイプ2棟、60戸タイプ4棟の計7棟342戸が完成した。
22年度発注分の1棟60戸は、主体を岩倉建設・菱中建設・盛興建設・秋村組共同体が10億900万円で落札。23年8月の完成を目指す。
23年度以降の整備スケジュールを見ると、23、24年度に各1棟24戸、25年度に1棟30戸、26、27年度に各1棟36戸を発注する考えだ。
延べ床面積は、24戸タイプが約2000m²、30戸タイプが約2500m²、36戸タイプが約3200m²、60戸タイプが約5300m²を想定。基本構想は都市設計研究所、基本設計は日本設計が担当し、実施設計は年度ごとに発注する。
工事はいずれも5、6月ごろの入札、翌年夏から秋ごろの完成を予定している。