24年度着工へ
日高振興局農村振興課は、農道・集落道整備高度型東泊津地区の2024年度着工を計画している。農道4830mの改良を想定。総事業費は9億円を見込んでいる。
22年度の新規調査計画地区に選ばれた。同地区は新冠町の北東部に位置し、新冠川に沿うように広がる平たん地。周辺には馬牧場などが点在し、主にピーマンを生産している。受益面積は167ha、受益戸数は11戸とする。
整備対象は新ひだか町と新冠町の町境を走る農道。道道平取静内線から分岐し、新冠町道左岸道路につながる。
老朽化しているほか、狭い砂利道のため、農作物の荷傷みや作業効率の低さが課題となっている。
このため、現道の改良を計画。アスファルト舗装も検討する。23年度の地区採択を目指している。
具体的な施工内容は今後の調査を経て決めるが、5年以内の事業完了が目標だ。