北見市上下水道局は漏水解消に向け、北見自治区の高栄西町地区870m区間や、とん田東町地区660m区間など7地区計2.8kmを対象に老朽配水管更新を計画している。各地区とも生活道路を中心とし、経年劣化が進む塩ビ管を配水用ポリエチレン管へ布設替えする。2023年度にも着工する見込みだ。
更新を計画するのは、北見自治区の高栄西町、高栄東町、とん田東町、東陵町、北進町、東三輪、東相内町の各地区。
高栄西町地区は延長870m区間で1970年に布設した口径50mmの塩ビ管を、高栄東町地区は延長100m区間で77年に布設した口径75mmの塩ビ管を、それぞれポリエチレン管に更新する。
とん田東町地区は延長660m区間で75年に布設した口径75mmの管を更新する。東陵町地区は71年布設の口径75mmの管を口径50mmにダウンサイジングし150m施工するほか、同じく71年布設の口径50mmの管を180m、67年布設の口径40mmの管は口径50mmにサイズアップし100m、それぞれ入れ替える。
このほか、東相内町地区は西13―西14号間の北側歩道で73年に布設した口径75mmの管を550m、北進町地区は71年布設の口径50mmの管を250m、東三輪は73年布設の口径75mmの管を190mそれぞれ更新する。
測量調査設計は高栄西町地区を2件に分けていて、延長620m区間をナオック、延長250m区間と高栄東町地区を地域開発エンジニアリングがそれぞれ担当。とん田東町地区をカワムラ、東陵町地区を大道測量設計、東相内町地区をホクリンコンサルタント、東三輪を含む北進町地区をパル設計で進めた。
市は各種計画を踏まえ、漏水対策の優先度などを考慮しながら順次、老朽管更新を進める考えだ。