2棟16戸を24年度発注 3億6000万円試算
栗山町は公住中里団地再編で、2024―26年度に先行する6棟48戸建て替えの建設費に11億円を見込んでいる。24年度は2棟16戸の新築に3億6000万円を試算。主体、電気、設備の3分割で発注する。それぞれ24年6月ごろから25年1月までの工期を予定している。
中里25の34にある中里団地(19棟144戸)を12棟96戸に再編する。24―29年度の各年度に2棟16戸を施工。建設地は旧どうえい団地(中央4丁目370)跡地への移転と、現地建て替えを計画している。
先行する6棟48戸は、22年度に基本設計を外注し中田建築設計が担当した。1棟当たりW造、2階、延べ600―660m²の規模で、1―3LDKを配置。建設地は24年度に旧どうえい団地跡地2棟16戸、25年度に旧どうえい団地跡地と現地建て替えで各1棟8戸、26年度に現地建て替え2棟16戸を予定している。
各棟施工の前年度に実施設計を予定。24年度施工2棟16戸分の実施設計は、6月から24年2月までの業務期間を見込む。今後、指名競争入札や見積もり合わせなど業者の選定方法を決める。
残る6棟48戸は、27―29年度で現地建て替え。26年度に基本設計を予定している。
外構は、各棟本体施工年度に路盤などを進め、次年度に舗装や緑地などをそれぞれ施す工程となっている。