月形町は、町民保養センター等改修を主体、電気、機械の3分割でそれぞれ6月下旬に指名通知し、7月下旬に入札する予定だ。町の観光拠点である皆楽公園エリアの中核拠点としての強化と、町民や観光客らのニーズを踏まえて改修。工期は8月から2024年9月を予定している。
月形町81の10で1987年建設の町民保養センター・日帰り温泉ゆりかご(RC・S造、平屋一部2階、延べ1345m²)、92年建設のホテル別館・はな工房(RC造、2階、延べ2442m²)、渡り廊下(RC造、平屋一部2階、延べ98m²)を改修。88年建設のホテル本館(RC造、3階、延べ956m²)は解体し、24時間トイレを増築する。総工費は約10億円を見込む。
工事概要で、主体は、保養センターが屋根、内外装改修、レストラン・厨房の新設、情報発信、特産品コーナー整備、フロント・オフィス整備、脱衣所内装改修、浴場内装改修など。ホテル本館の解体、ホテル別館の外壁を改修する。24時間トイレは建物のほか、障害者・妊婦用カーポート付き駐車場を整備する。
電気・機械設備は、保養センターが、屋内照明器具、電灯動力分電盤キュービクル改修、構内設備(非常放送、受診設備など)、火災報知機、無料Wi―Fiスポットを設置。屋内外給排水管の改修、ろ過装置、給湯ボイラ、熱交換器の更新、排熱回収設備(廃湯利用)を整備する。
ホテル別館では、電灯動力分電盤キュービクル改修、構内設備(非常放送、電話交換、通信設備など)、火災報知機、無料Wi―Fiスポットを設置。空冷ヒートポンプエアコン、運転自動制御装置を整備する。
24時間トイレはLED照明(人感センサー)、空冷ヒートポンプ床暖房ユニット、電気パネルヒーター、換気設備、EV急速充電器を設置。衛生設備で、洋式便器、小便器、手洗い、パウダーコーナー、多目的トイレ、授乳室を設ける。