日本放送協会(NHK)は10日、新札幌放送会館建設を制限付き一般競争入札で公告した。参加申請を4月11日から13日まで受け付け、6月15日に入札する。
現会館は建設から50年以上が経過し、老朽化が進んでいるため、ヤマダ電機の店舗に隣接する札幌市中央区北1条西9丁目1の5の敷地(1万327m²)に移転新築する。
新たな放送会館は、本館がSRC一部S造、6階塔屋2階、延べ2万4335m²、別館がS造、2階、延べ3220m²の大きさ。放送機能とオフィス機能を持たせた放送会館で、本館は免震構造、別館は耐震構造とする。設計は日建設計。
参加要件は、NHKの2017・18・19年度建設工事に登録済みの者。施工資格の保有および所定の資格を有する技術者の配置が可能な単一の施工会社または、施工資格の保有および所定の資格を有する技術者の配置が可能な単一の施工会社と道内に本店を置く施工会社2社以内との共同体を対象とする。
単一の施工会社または共同体の代表者は、道内に営業拠点を置き、経営事項審査結果の総合評定値が建築1500点以上であることなどが必要となる。代表者以外の共同体の構成員は、道内に本店を置き、道の建築A等級である者。
入札説明書は24日まで、東京都渋谷区のNHK経理局調達契約部と、札幌市中央区北3条西4丁目のNHK札幌放送局企画総務部で交付する。