釧路港西港の市有地11万㎡が売却へ-17年度に一般競争

2017年03月13日 19時08分

 釧路市は、西港3・4丁目の市有地約10万8000m²について、道内外複数の製造業者から工場建設などの用地として取得の引き合いがあることから、2017年度中に一般競争入札で売却する方針だ。(当初掲載の見出しに誤りがありました。おわびいたします)

 売却を予定するのは、3丁目と4丁目の各一部の市有地10万8218m²。1m²当たりの簿価は7400円とし、合わせて8億81万3200円以上の価格を想定する。

 市港湾振興課は「路線価格を基準に少しでも高い金額で売買したい」とし、全ての土地取得を希望する企業がないため、複数区画での一般競争入札を見込む。

 釧路港は、飼料用穀物(トウモロコシ)の輸入拠点港「国際バルク戦略港湾」の指定を受け、大型輸送船が入港できる国際物流ターミナルを整備。釧路開建が17年度内の完了を目指し、西港区第2ふ頭で水深14m岸壁の整備を進めている。

 西港の市有地については、17年1月に中部飼料(本社・名古屋)が西港1丁目98の41ほかの3万5798m²の土地を3億400万円で取得。時期は未定だが国内で7カ所目、道内では苫小牧の北海道工場に次ぐ配合飼料工場の建設を目指している。


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