中国系企業が富良野で滞在型リゾート施設を計画-造成に着手

2017年07月21日 07時16分

 中国系企業の秦基(札幌市中央区南1条西5丁目20、郵政福祉札幌第1ビル4階、富長林社長)は、富良野市内でアジア富裕層向けの滞在型リゾート施設の開発を計画している。このほど富良野市から開発行為の許可を受け、敷地の造成や道路整備を富桑工業で着手した。

 中国人実業家の富社長は、北海道華僑華人連合会の会長。秦基のほか、中華料理店「紅燈籠」を展開する富威(本社・札幌)の社長も務めている。

 建設地は富良野市下御料1985の1ほかで、敷地面積4万7039m²。ホテルやペンションなどの宿泊施設が立ち並ぶ地域で、富良野プリンスホテルの東側に位置する。建築物の用途は集会所、美術館、農業体験者宿泊施設となっている。

 同社を含む関係各社は富良野市の条例に基づき、6月末に住民説明会を開き、敷地造成などの概要を説明した。しかし、関係者によると、建築物は計画が二転三転しており詳細が固まっていない状況。建築物の計画が決まり次第、あらためて説明会を市内で開く考えだ。


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