枝幸町は、2024年度にそれぞれ公営住宅北栄団地の最終棟と、教職員住宅1棟を新築する。どちらも主体、電気、機械の3分割で発注を計画し、工種に応じて5月上旬にも一般競争公告と指名通知をする。
池田町は老朽化している下水道管理センターを敷地内で建て替える。規模や着工時期は未定だが、2025年度にも設計に入る考え。利別川に近いため、3m程度盛り土してかさ上げするなど水害対策を講じる。
白糠町は、津波避難タワー2基の新築を4月下旬にも1基ずつ指名通知する。市街地南側の白糠地区と西庶路地区に新築する計画。5月末に入札し、6月の町議会で承認を得て着工する。白糠地区が11億円、西庶路地区が7億5000万円を見込み、工期は9カ月を予定する。
旭川市は、旧総合庁舎の解体を12日にも一般競争公告し、5月中に入札する。2カ年の工事費として8億8000万円を措置。跡地は駐車場にする計画だが、市民文化会館建て替えの候補地にもなっているため、今秋をめどに跡地整備の方向性を固める。
小樽市は月内にも、産業港湾部港湾室庁舎移転新築の主体を担う共同体を公募する。指名通知を経て5月下旬に入札する予定。分割発注する電気、機械とともに市議会の承認を受けて7月上旬ごろに着工し、2025年5月の完成を目指す。