鈴木直道知事にとって初めての定例道議会が12日に閉会した。6月1日付で3人の副知事、本庁部長は8人中7人が交代し、春の選挙で道議会議員の顔触れも変わったことで、新たな体制による議論が展開された。
深刻化する道財政、急がれる交通ネットワークの構築、激甚化する自然災害、そして経済や観光振興と課題が山積する本道。その解決に向けて鈴木知事はどのような考えを持ち、今回の議会では何を語ったのか。
鈴木知事が掲げる「北海道・新時代の創造」に向けて繰り広げられた論戦から見えた展望を4回に分けて紹介する。