新型コロナウイルスが世界経済に深刻な打撃を与えた2020年。道内屈指の国際リゾート地・ニセコで進む開発プロジェクトも、前例なき「見えない敵」に大きく翻弄(ほんろう)されてきた。感染拡大前に着工済みの宿泊施設が続々と完成を迎える中、開業時期見直しや工事中断による建設プランの遅れが発生。その一方で、アフターコロナを見据えた大規模な開発計画も浮上している。リゾート開発の現状を追った。(小樽支社・塚本 遼平)